今年もまた夏がやってきました。人生で33回目の夏、弊社へ入社して3回目の夏。今年は何と言ってもコロナウイルスの影響で、未曽有の騒ぎとなりました。事態は収束に向かっているとの報道ですがまだまだ油断出来ない状況が続いております。梅雨が明ける頃には暑さも厳しいものとなるでしょう。感染症だけでなく熱中症の対策にも一層気を付けていかなければならないように感じます。

 さて、話は変わりまして、うだる様な暑さの中、少しでも涼しげな気分になって頂ければと思い、今回私が取り上げたテーマはとある
食品について。
先ずは王道、アイスクリームから。バニラやチョコレート、様々なフルーツや抹茶など多種多様のフレーバーが楽しめる素敵な食べ物で
す。個人的に最近チョコミント味がトレンドになっており、コンビニなどで見かけるとついつい手を伸ばしてしまいます。幼いころは独特の風味と清涼感が苦手だったのですが、ある時期からこの少々癖のある味に病みつきになってしまった次第です。余談ですが、成人を過ぎた辺りから食べ物の好き嫌いが減った、という方、それなりにいらっしゃるんじゃないでしょうか。これは舌にある味蕾(みらい)と呼ばれる味覚を感じる細胞が減少したり感度が鈍くなる為生じるそうです。
もちろん個人差はありますが。さて、少々がっかり系の雑学を披露したところで気を取り直して次の話題へ。

 夏の時期どこの家庭でも一度は食卓に並ぶものと聞いて真っ先に思いつくものは何でしょうか。皆様それぞれ一様に思い描くものがあるでしょうが、今回の締めは素麺(そうめん)について。夏バテ気味の胃腸の味方、忙しい奥様方の夏の味方、一人暮らしの心強い味方、アレンジ次第で無限のレパートリー、それがそうめんです。
 最近ラジオで聞いて知ったそうめんネタを一つ。そうめんを茹で、冷水でしめて、氷水に入れて出す。我が家でもずっとこのスタイルなのですが、実はこれ間違いだそうです。この食べ方では麺は伸びてしまうし、つゆが水で薄まってしまうのでお勧めはしないと有名な料理人がおっしゃったのだとか。そうめんを氷水でしめて水気を切り、ザルなどに盛りつけるのが本当においしい食べ方なのだそうで。正直あまり変わらないような気もしますが一度くらい試してみるのもいいかもしれません。

 ちなみに素麺に関する小ネタをもう一つ。素麺と冷や麦の違いについて。原料は小麦、食塩、水で同じです。素麺は麺の太さが直径1.3㎜未満で細ければ細いほど高級品であるそうです。冷や麦は直径1.3㎜以上、1.7㎜未満で偶に見かける色付きの麺は、元々は冷や麦と分かるようにつけたのだとか。という風に基本的には麺の太さで区別しているわけなんですね。ちなみに麺の太さが1.7㎜以上のものを何と呼ぶかご存知でしょうか。答えは「うどん」だそうです。目から鱗が落ちた気分です。