前回投稿させていただいた時も日田のことを記事にしましたが、今回もまた日田のお話です。約1年前になりますが、家族で大分県日田市の日田川開き観光祭に初めて行ってきました。このお祭りは筑後川水系の鮎漁解禁と鵜飼いシーズンの幕開けに合わせて行われ、毎年5月20日過ぎの土日に開催されます。去年は5月21日、22日の2日間行われました。

 JR日田駅と三隅川周辺では様々なイベントが催されています。「音楽大パレード」や三隈川に大きな桶を浮かべて行う「ハンギリ源平合戦」などがあり、街にはきらびやかな衣装をまとい自慢の踊りを披露する「市民芸能隊」が繰り出し、祭りを盛り上げます。
 夜には2日間で約1万発の花火が打ち上げられ、毎年約20万人を超える多くの観光客でにぎわいます。

 日中は多少汗ばむ陽気でしたが、夕方になると涼しくなり、暑がりで夏の苦手な私にとっては、暑くない状況で花火が見られることがとても嬉しかったです。

 花火は19時30より打ち上げが始まり、21時まで様々
な花火が日田の夜空を彩ります。三隅川周辺には焼き鳥
などの出店も並んでいました。私たちは河川敷にシート
を敷いて花火を見ましたが、河川には屋形船があり、予
約をすれば、船の上からも花火を観賞することができる
そうです。

    日田は周りを山々に囲われている盆地であることから、空気が滞留し夏場の気温は高くなり、全国でもその日の最高気温を記録することもしばしばあります。また、夜になってもなかなか気温が下がりません。ですから比較的涼しいこの時期に花火大会をするのかもしれません。また、音が山々に反響し迫力ある花火が体感できます。

今年は5月20日(土)、21日(日)に開催されます。また、第70回の開催になるので、例年よりも盛大なお祭りになるのではないかと期待しています。家族や友達などと一緒に一足早い初夏の訪れを楽しんでみませんか。