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 昨年3月11日の東日本大震災が起き、その後夏・冬を問わず‘節電・エコ’が叫ばれ、関連グッズが大変よく売れたのは記憶に新しいことですが、我が家では何十年も前からエアコンは使用していません。また電気ヒーターもありますがほとんど使った記憶がありません。居間にある一枚のホットカーペットを中温レベルで使っているだけです。だから今では時代の最先端を走っているのです。根本的に冷暖房は好きではないので少々のことは我慢できますが家族はきっと迷惑していることでしょう。

 さて過去4年間の福岡市の気温をもとに昨年(2011年)の気温を分析すると、1月は最高気温が10度以上になった日は無く、平均気温も6.4度と大変寒い月でした。過去50年間をみてもこんな月は一度もありませんでした。
2月・3月もやや低めに推移し4月に漸く平均気温を上回るようになりました。そして5月~10月は平均的な気温で推移しています。
一昨年(2010年)8月は大変な猛暑で毎晩寝苦しい思いをした記憶がありますが、最高気温の平均が35.1度で35度を越えた日が19日もありました。
昨年8月は最高気温の平均が33.1度で35度を超える日も5日間でした。高い気温ではあるものの一昨年と比べ随分過ごし易かった気がしました。
そして11月ですが、最高気温の平均が20.1度(最低気温の平均は13.3度)で、20度を越えた日が15日ありました。過去(3年間で)は11月16日以降20度を超える日は1日もありませんでしたが、昨年は5日間もあり更に月末の4日間が連続して20度を超え、最高気温の平均が21.9度と全く異常と思える気温を記録しました。結果、百貨店を中心に冬物衣料や寝具の販売が大苦戦しました。
12月はやや低めでしたが最後の3日間だけは穏やかな気温で終わりました。

 こうして見ると毎年いろんな状況が起き、月単位での違いも大きくあることがわかりましたが、あたりまえの事ですが驚いたのは過去4年の一日の平均気温はどの年も最高気温が21度台で最低気温が14度台と毎年ほとんど変わらない気温(最高、最低気温の年別の誤差±0.3度)となっています。だから年間で平均気温が1度上がるということは大変な温暖化であると思いました。

 これからも環境の変化や気温の変化などに興味を持ち、自然エコ・節電生活を送っていきたいと思っています。そして、今年一年はどの様な気温の変化をみせるのか楽しみです。

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