協同組合福岡卸センターでは、第54回通常総会を組合員30名(うち委任状提出8名)出席のもと5月29日(水)10時より卸センター会館3階会議室にて開催、令和5年度の事業報告・決算、令和6年度の事業計画・予算など準備された7議案の全てを可決し任期満了に伴う役員改選と役員の選任が行われました。
 この度、5月29日に開催された第54回通常総会並びに理事会にて、再び理事長に選出されました。これより2年間、どうかご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
 長きにわたり続いてきたコロナ禍はようやくひと段落し、社会も経済も以前の日常を取り戻しつつあります。しかしながら、長引くロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の悪化によるエネルギー価格の高騰、中国経済の失速による輸出減少、物価高など今しばらくは厳しい経済状況が続くことが予想されており、また、物流・運送業界をとりまく「2024年問題」や、DX・GX等の事業環境変化への対応、少子高齢化による人材不足、事業承継、価格転嫁をはじめとした取引の適正化等が喫緊の課題となっています。
 この様な状況の中にあって、当組合では令和4(2022)年度にフリュウゲル21の売却によって得た運営投資等準備金を大切に活用することで組合運営に必要とされる収益を確保する工夫を継続してまいります。また、街づくりに関しては、令和3(2021)年度に取りまとめた基本構想を基に、組合員・組合員外の境無くそして密に情報交換と意見交換を行う事で、街づくりの方向性とその具体像を作り上げたいと思います。
 組合員全員参加で知恵と力を出し合い、地域の活性化・街の未来を創造し、組合員の発展に寄与するよう努めてまいりますので、どうかご協力の程よろしくお願い致します。
《課題目標》
(1) 公共交通鉄軌道の乗り入れ・誘致活動(交通利便性のアップ)
(2) 新たな街の創造を目指す(当地区のさらなる規制緩和の実現)
(3) 周辺地域の整備への取り組み