日 時
令和6年9月18日午前9時から午後15時
訪問先
㈱トライアルホールディングスMUSUBU AI(宮若市乙野)
トヨタ自動車九州㈱宮田工場
参加者
総合商品部会員12社14名、金古理事長他理事6名計20名
 福岡流通センター内に本社があり、オロシアムFUKUOKAの会員企業㈱トライアルカンパニー様を訪問する機会を得た。
 研修会場MUSUBU AIは旧宮田西中学校の校舎を改装したものであり教室・保健室・図書室・職員室など面影を残しながら活用されていて何処となく心が安らいだ。
 若宮PJ矢野室長から「リモートワークタウン ムスブ宮若」が最先端のIoT技術の開発、高度化を図る場所としてデバイス開発センターの機能を備えていること。市民・行政・民間事業者が協働して開設する国内初のリテールAI開発拠点であることなど、また、これまでの経緯や今後の取り組み、本社がある多の津エリアとの関係や方針などについて映像を使い丁寧に説明して頂いた。
 困難な状況にあっても地元住民の方との対話を重ね共感を得ながら事業を推進される姿勢に感銘を受けた。研修後は地元の食材を使った食事処「グロッサリア」で美味しい昼 食を頂いた。
 矢野室長には研修を快くお引き受け頂き感謝申し上げます。
 次の視察先トヨタ自動車九州の宮田工場はレクサスだけを製造していた。企業秘密が多いのだろう、見学できたのはロボットの溶接工程と最終検査工程のみだった。すべて受注生産で1日に1,760台が完成目標とのこと。一台500万円として・・・?!
 多種多様の車体が1つのラインで流れていた。色違いの車を瞬時に色を変えて塗装、シートを取り付けるために一端ドアを外し、最後にドアがラインに戻ってきて組み立てるらしい。
 5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾け)とともに5定(定位、定容、定量、定時、定質)の標語を見つけた。製造業の基本なのだろう大いに参考にしたい。総合商品部会会長谷岡源信