2016年から「かぶと塚」の隣の敷地の中にプランターで菜園を始めました。季節に合わせて、たまねぎ、さつまいも、じゃがいも、茄子、ゴーヤ、青唐辛子、オクラ、苺、トマト、ピーマン他を育てるようにしています。土の中で生育する野菜は、種や昨年採れた種芋から育てています。それ以外は苗を購入しています。
 夏場、プランター中の培養土は水を与えても1日で乾いてしまい、きゅうり、茄子はすぐに実・葉っぱが萎んでしまいます。また、根もの野菜は水を与えすぎると根腐れをおこします。トマトは実が赤くなる頃にカラスにツツかれたりもします。失敗・苦労もありますが、日々、精進しています。今は、じゃがいも・茄子・青唐辛子・ゴーヤを育てています。
 約7年前からは「かぶと塚」の横に柚子の木(苗)を植えさせて頂き、四年前に初めて4個柚子の実がなりました。この2年は、柚子の実が450個程実るようになり、3年前からその柚子の実とプランターで育てた青唐辛子を使って、柚子胡椒を作るようにしました(塩だけは購入しています)。実り物(木の果物)は、表年と裏年があるといわれていますが、しっかり肥料を与え手入れをすれば実るのではないか?と思います。 遊び半分で始めた菜園・柚子胡椒作りですが、スーパー・道の駅他で販売されている野菜・柚子胡椒を購入したほうがコスパがいいと思いますが、とても楽しくなっています。ただし、私が出張中は、社員に対応して貰っているので、迷惑かもしれません。
 野菜・社員も手をかければかけるほど、情が湧いてきて、かわいく思えてきます。
 何事も興味があることに挑戦し、自分で考え、わからないときがある時は調べたり専門家に聴くことだと考えています。稲盛 和夫氏が話されていましたが、まず、「プラス発想で想う」こと。人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。考え方はプラス100~マイナス100あり、熱意は0~100まで、能力は0~100です。諦めずに新しいことを挑戦しつづけることだと考えています。
 わが社は、2010年3月に「かぶと塚」の隣に新社屋を建設させて頂きました。それから、毎月1日前後に、「かぶと塚」にお花を手向けさせて頂いています。約3年ほど前までは、戦いで亡くなられた方のご冥福を祈る気持ちで手を合わせていましたが、博多人形師の中村 信喬氏から土地が「あなたの会社を選んでいるから」といわれたことがあり、ご冥福に加え、感謝の想いも伝えるようにしました。私は、そのお陰で数多くの実がなっているのではないか?と密かに思っています。
 来年は、「多々良浜合戦」から690年になります。節目の年になりますので、何か催しをしたいと考えています。何か良いアイデアがありましたら、アドバイスをお願いします。拙い話を最後までお読み頂き、有難うございました。