我が街福岡の地元球団ソフトバンクホークスを愛してやまない私にとって、2017年シーズンの結果は最高のものになりました。
2016年シーズンは前半戦から独走し、最大ゲーム差が11.5ゲームあったにもかかわらず世紀の大逆転劇を許すというこれ以上ない屈辱を味わい、私自身、昨年の結果を受け止めるのが非常に難しく、2017年シーズンが開幕してからも前シーズンの事が頭によぎる程でした。しかし、そんな気持ちを払しょくさせてくれる活躍を、前半戦からシーズン終了までしてくれた選手が、いや神がいました。
守護神サファテ投手です。
こういった場に書くことかわかりませんが、今回はサファテ投手について私の思いを書きたいと思います。
ホークスに入団してから今季で4シーズン目。ずっとストッパーとして君臨してきましたが、今年の活躍は過去の3シーズンとはひと味違う気がしました。
先発投手陣にあえて苦言を呈してはっぱをかけたり、インタビューでも仲間の活躍をたたえたり、投手陣の中でもベテランとしてリーダーシップを発揮し、引っ張っているのが目に見えてわかりました。
自身の記録としても54セーブという断トツの日本記録を打ち立て、今シーズンのホークスの勝利数94勝のうち、57.4%を占めるセーブ数というのは、文字通り守護神だと思います。
極めつけは日本シリーズ最終戦。
シーズンでも経験がない3イニング登板をやってのけ、日本一を引き寄せたのは紛れもなくサファテ投手の存在が大きかった様に思えます。
そういった活躍もあり2017年のシーズンMVPにも選ばれ、さらには外国人選手初の正力松太郎賞も受賞、自身のトータルセーブ数も229と名球会に入会できる基準250セーブまであと少しです。
これだけの成績を残したサファテ投手ですが、「みんな
が僕を信頼してくれているのが凄く伝わるから、僕も自分
の力を存分に発揮できる。第6戦で3イニング投げたのだっ
て、チームのためさ。」とさりげなく言います。
2018年シーズンも必ずチームにとって大きな存在になる事
は間違いないと思うのですが、後進への指導等も積極的に
行っているサファテ投手。
私の今までの助っ人外国人のイメージを変えた、素晴ら
しい人格者であり、ずっと見ていたい投手です。
現役引退後は是非指導者としてホークスに残って欲しい
ものです。