今年はテレビの報道などで福岡県柳川市と言う地名をよく耳にしました。大相撲1月場所での大関琴奨菊関の優勝、リオ五輪競泳男子200mバタフライ銀メダリストの坂井聖人選手の活躍によるものでした。実は私も柳川市出身で御二人の活躍には心打たれるものがありました。
そこで今回は、柳川市がどの様な所かをイベントを通して御紹介したいと思います。
白秋生誕祭(1月)
・・・式典では献花や献酒、白秋の母校矢留小学校児童による献詩、献歌の披露。
柳川雛祭、さげもんめぐり(2~4月)
・・・祭りの期間中は市内でお雛様と柳川まりが展示。
中山大藤まつり(4月)
・・・樹齢300年の1本の樹から咲き誇る藤の花は壮観。
沖端水天宮祭(5月)
・・・舟舞台「三神丸」を中心に大衆演劇の上演や囃子の演奏の披露。
水郷柳川夏の水まつり(8月)
・・・ソーラーボート大会には国内外からのチームが参加。
有明海花火フェスタ(8月)
・・・2尺玉や長さ1kmにわたる「スカイナイアガラ」、約8000発の花火は見もの。
おにぎえ(10月)
・・・県指定無形文化財の囃子山車「どろつくどん」や踊り山が市内へ繰り出す。
白秋祭水上パレード(11月)
・・・100舟以上のどんこ舟が列をつらなり、川を下る。
こたつ舟(12月~2月)
・・・火鉢をいれたこたつを乗せたどんこ舟を船頭が竹竿一本で操りながら柳川堀割めぐりが出来る川下り。
その他、柳川には古くは城下町として栄え、今でも当時の町割のままの姿を路地や堀割に垣間見る事が出来ます。
市の中心部には、柳川藩主立花家を体感できる7千坪の国指定名勝「立花氏庭園」の伯爵邸「西洋館・和館」と庭園「松濤園・東庭園」は往時の姿をとどめています。また、併設の史料館では大名道具5千点が収蔵展示されています。近くには近代文学に偉大な足跡を残した詩人、北原白秋の生家もあり、まだまだ紹介しきれないほどのお国自慢があります。
柳川に行ったことが無い方は、ぜひ川下りとうなぎ飯を食べて水の都、柳川を堪能してはいかがでしょうか?