春にはお花見、夏には花火大会が行われる大濠公園に一度は行った事があるという方も多いと思いますが、私は40代に近づき再度訪れてみて最近はその魅力にはまっています。
   今回は私の大好きな大濠公園を紹介したいと思います。
   大濠公園は福岡市のほぼ中央に位置し、総面積が約39万8千平方メートル、うち約22万6千平方メートルの池を有した、全国有数の水景公園です。公園内には、池の周辺約2kmの遊歩道やジョギングコース、野鳥の森、児童遊園、能楽堂、日本庭園、ボートハウスなどがあります。 
歴史としては慶長年間、黒田長政が福岡城を建築する時、博多湾の入江であったこの地を外濠として利用、昭和2年ここで開かれた東亜勧業博覧会を機に造園工事を行ない、昭和4年県営大濠公園として開園したものです。今からおよそ88年前に誕生し、毎年行われる夏の大濠花火大会も昭和6年から開催というとても長い歴史がある公園です。
   その大濠公園にはたくさんの魅力があります。私はよく遊歩道を1時間ほどかけゆっくりと歩くのですが、公園には緑が多く広がる池と豊かな花草が四季折々に色々なシーンを楽しませてくれます。ただ歩くだけでもとても気持ち良いです。もし疲れても途中で休憩出来るベンチはもちろん、カフェもあるのでコーヒーを飲んでゆったりと時間を満喫します。
    また色々な人との出会いも多くあり、園内にある児童遊園では家族連れの方と子供を通して仲良くなる事もあります。犬を散歩している方には触らせて頂いたり、ジョギングされている方から挨拶をしてもらったり、先日は観光に来られている外国の方と友達になりました。
このように大濠公園は都心であるけど自然が多く、そしてたくさんの人々とのコミュニケーションの場所でもありとても素敵な公園だと思います。

    これからは桜の咲く時期が近づいてきました。満開の桜の中のんびりと歩いて景色を楽しむのはおすすめです。
 
皆さんも是非大濠公園を堪能されてみてはいかがでしょうか?