『卒業』

㈱博運社 寒川晃行
Samukawa Akiyuki
 私には二人の娘がいます。先日は次女の小学校の卒業式でした。この小学校は私自身も卒業生であり、校舎に行くたびに懐かしさを感じていました。
 懐かしい体育館での卒業式で成長した娘の姿を見て、妻と一緒に感動していました。
 また、今年の卒業式では受付時に子供からの手紙を渡され(長女の時にはなかった)式の開始前からいたるところですすり泣きの声がしていました。実際に手紙を読むと「一生懸命考えて書いたんだろうなぁ」と、何度も消しゴムで消した跡があったりとほっこりした気分で読ませてもらいました。手紙の文章や字を見て改めて成長した事を感じながら、これからの更なる成長が楽しみになっている私です。
 これから中学生・高校生と成長していくにつれ、世の中の父親が経験するであろう反抗期が来ることに怯えながらも、娘としっかり向き合いたいと思います。
 これからは、友人や部活等で自分の時間というものが増えていき、親と関わる時間が減っていくと思いますが、限られた中での一緒に過ごす時間を当たり前と思わず、大切に過ごしていきたいと思います。