今回は最近読んだ小説の中でおすすめの一冊をご紹介致します。

「ゴールデンスランバー」(新潮文庫)
著者 伊坂幸太郎 出版日2007年11月

最近の作品では無いのですが、2008年本屋大賞を受賞した面白い作品です。

首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公青柳の逃亡劇を描いた作品。
巨大な陰謀から逃れる為、様々な仲間に支えられながら逃げ延びるスリリングな展開が読み手を引き込みます。

この小説を読み始めた当初は「ハッピーエンド」で終わるだろうと解釈していましたが、そうでは無く、「なぜ濡れ衣を着せられたのか?」、「巨大な陰謀元は誰なのか?」という「知りたい」を読み手に植え付ける手法が素晴らしく、著者の凄さを感じました。

また、文章の章立てが素晴らしく、読み終わった後も再度読み直しで面白いお気に入りの作品です。

この小説は映画化(主演 堺雅人)してますが私は小説
をおすすめします。

600ページを超える長編作品ですが、あっと言う間
に読み上げた久しぶりのヒット作です!

是非、皆さんも読んでみてください!