『故郷』という言葉を聞くと、何を思い出すだろう。
私にとっての『ふるさと(故郷)』は「自分が生まれ育った場所」

   今では年老いた母（昨年、父が他界）が一人暮らしているが、「遠くの親戚より近くの他人」隣近所の方々の親切が本当に有難く感謝の日々です。
   福岡から南西におよそ1330km、那覇市から南西におよそ430km、台湾の東側までがおよそ200km。面積は284.4km²、周囲がおよそ130kmの島で、沖縄県内では沖縄本島に次いで2番目に大きい島。日本で24番目の国立公園「西表石垣国立公園」に指定されており、特別天然記念物のカンムリワシ、イリオモテヤマネコ、天然記念物のセマルハコガメ、キシノウエトカゲ、オカヤドカリ、サキシマスオウノキ群落、ヤエヤマヤシ群落など、珍しい動植物の宝庫。離島らしいのんびりとした時間と空間があり、何もせず青い海を眺めるだけで一日が穏やかに過ぎていく、ここは私の生まれ育った島、沖縄県西表島です。
   島を離れ30年、来年は年女。皆さんもご存知であろう「ＢＥＧＩＮ」は高校の同級生で、来年は島でその歌声を生で聴くことを今から楽しみにしています。若い頃は都会に憧れ、高校卒業と同時に島を離れそれ以来ずっと福岡暮らし。私も今では男の子3人の親となり、子育てをしていく中でその時々の親の気持ちも分かり、改めて親に感謝すると共に貴重な島を故郷にもっていることも今となっては有難く思っています。
都会のような華やかさは全くなく、手つかずの自然だけが残っている島です。
是非、一度お出かけになって下さい。きっと癒されること間違いなしです。