マイオアシス

 コロナ禍の中、4月からあるYouTube番組にハマっている(面白い系とかではありません)。
 切っ掛け動画『日本は4月だけで3000人以上のC国人を特別入国させていた』第49回【水間条項TV】(フリー動画)。コロナの水際対策で4月1日に海外からの入国禁止を決めたはずじゃ?とかなりショックを受けた。
 水間条項TV?変なタイトル、動画のオジサン誰?近現代史研究家・ジャーナリスト水間政憲(みずままさのり)?動画を見るとデータと解説でしっかりした内容に引き込まれる。その入国の条件がPCR検査を受けさせることとあり、陽性になると日本の医療制度にかかり、治療費は日本の健康保険から支出される。日本人は外出禁止だが、外からの入国者の行動に制限はない。日本人は外国人の為に自粛しているのか、治療でベッドが足りない原因も…?確かにそうかも。
 コロナ暇に任せて過去の関連動画を次々と見た。その後、会員動画(毎月500円)も入会した。面白くて止まらない!興味本位で見始めたが、扱うテーマは政治・外交、歴史認識などオールラウンドである。詳術すると本稿が掲載NGになるかもしれないので(笑)。動画をある程度見ると凄さが分かると思います。私が止められない理由は、世間に出回らない凄い質と量の情報が提供されて何でも分かった気になる勘違いと、(より大事だが)日本の危機を共有してしまったことである。動画一つ一つのタイトルを見て頂ければ私の言うことがお分かりになると思います。
 水間先生(もう先生である)の動画視聴者の中で「チーム日本みつばち」さんと呼ばれ、先生の呼び掛けに自主的に行動する国内外の人たち(決して過激な行動はとらない)が数千人以上いて、政治家に抗議の葉書を送ったり政府機関に電話をかけたりロビー活動を一緒にやる同士である。
 先月9月28日ドイツ・ベルリンのミッテ区に建てられた従軍慰安婦像が10月9日に撤去が決まった、というニュースをご存知だろうか。この時の水間先生の作戦は見事だった。像の設置翌日29日に情報を入手、30日の動画で政府やマスコミは頼りにならないと断じた後、ミッテ区と姉妹都市を締結している東大阪市と島根県津和野町と新宿区の電話番号等を公開、「日本みつばち」さんに電話を要請(先生本人も)。ミッテ区へ「市民(町民)より慰安婦像に対する抗議が来ている、姉妹都市を辞退せざるを得ない」と伝えた。数日後ベルリンのミッテ区長が撤去を決めたということだった。
 その後10月13日の動画で津和野町は10月1日付文書でミッテ区へ「慰安婦像の件」に対して要請していたと事実を明かしている。これは先生と「日本みつばち」さんの活動が奏効した一つの例であるが、水間先生は過去にいくつものスクープ論文やひと目シリーズなど従来の歴史認識を覆す著作が多数であるにも関わらず、あまり日の目を見ていないのは残念である。「法と証拠に基づいて」が口癖である。皆様も一度動画を見て判断し、一人でも多くの人に応援して頂きたい人だと思います。