先月10月1日に東海道新幹線(東京~新大阪)は開業50周年を迎えました。
仕事で何気なく「交通手段」として利用している私にとってこの話題は
幼少期の懐かしい記憶を呼び起こさせます。
東海道新幹線開業から10年半後の1975年3月10日、着工から5年7,200億円を掛けて山陽新幹線(岡山~博多間393km)が開通し、東京-博多間1,619kmを6時間56分で結ばれるようになりました。
私がこの「夢の超特急」に初めて乗車したのは5歳の時でした。家族旅行で博多-新大阪間を利用し神戸・大阪・京都を観光し、帰りは神戸より門司までフェリーに乗って帰った今でも鮮明に覚えている一大家族旅行。幼少期の私は新幹線に乗る事よりも新幹線自体を見るのが好きで出発前夜あまりにも興奮して眠れず当日新幹線酔いした苦い経験がありながらも楽しい記憶として今でも覚えています。
当時は「のぞみ」はまだ無く、「ひかり」と「こだま」の計250本程が東京-博多間を走っていました。現在、最新型の「のぞみ」N700系を使えば東京-博多間を最速4時間50分で走ります。
幼少期に家族と乗った「夢の超特急」は39年という年月をかけて2時間6分時間短縮し利便性を高めましたが、家族の絆を深める上では39年前の新幹線が良いと2歳の息子を見ながら思います。
息子が5歳になったら当時の記憶を蘇らせながら同じルートを旅行したいと思います。当然私の両親も一緒に。