私は入社以来、社内の野球部に所属しています。シーズン中の試合の日には息子も連れて一緒に練習しています。
私の息子は中学1年生です。小学4年生のときから少年野球を始め、現在はボーイズリーグの硬式野球部『春日ビッグボーイズ』に所属しています。週に4回は活動していて、土日は試合をしています。一年生ですからもちろん、試合出場はしません。ここだけの話、一年生だけの試合もレギュラー出場できません。でも、愚痴一つ言わず、こつこつ練習し、当日は荷物運び、コーチャーボックスに立ち、自分なりにやれることをこなしています。
実際、子供の経験、身体能力等、大人から見れば、ひいき目で「運動神経がないから・経験不足・・・」等、いろいろな言い訳が出てきます。が、しかし、子供は、その環境で、精一杯レギュラーを勝ち取ろうと日々努力しています。自分がその立場に立った時、今、職場でそのような立場に立った時、コツコツと下積みから無心でできるか・・・。
改めて考えると・・・恥ずかしい限りです。
試合や練習に参加する機会は、数少ないですが、そのたびに、「無限の可能性、あきらめずに日々努力!!」と反省させられます。
年齢は関係なく、日々努力、日々精進、生きている限り、目標に向かって人生を歩き、時には走って行くことが必要だと心から思います。
私の仕事柄、土日出勤のため、なかなか試合を見に行くことはできませんが、その分、妻や子供が頑張っています。妻は野球のルールもまったくわからず、子供の意思を尊重し、入団しましたが、今では子供のためのスコアブックをつけるために日々悪戦苦闘の毎日です。
毎回、愚痴をこぼしますが、それはそれで、口には出しませんが、幸せそうな顔をしています。
スポーツをする子供を支える親は大変ですが、息子が好きなことをやっている姿を見ると、嬉しくなります。また、息子の野球のおかげで学ぶことや、地域の方々や、チームメイトのお父さん、お母さん方と触れ合う機会が増えて、いろいろな交流ができるようになりました。今では、ボランティア活動やイベントにも積極的に参加し、さらに幅広い交友関係を築くことができています。
子供の好きな野球を通じて、いろいろな方と出会い、交流ができたことを嬉しく思います。