先日、故郷小豆島に帰ってきました。
みなさん、小豆島をご存知でしょうか?
備讃瀬戸を代表する観光の島です。また、高齢化と過疎に直面している島でもあります。
昨年12月に福岡に赴任してきた時、出身が小豆島と言うと「二十四の瞳」「オリーブ」はみなさんすぐに出てくるのですが、いざ場所となると何県にあるの?瀬戸内海のどこら辺にあるの?
あまりの知名度の低さに愕然としました。機会があればアピールせんとあかん!と思っていました。小豆島には小豆島町、土庄(とのしょう)町の2つの町があります。人口は31,000人面積は瀬戸内海では淡路島についで2位、標高は816.7mで1位、標高の高いところでは瀬戸大橋、明石海峡大橋、大鳴門橋が見えるところがあります。
観光地としては寒霞渓、銚子渓、オリ−ブ園、オリーブ公園、二十四の瞳映画村その他、ギネス認定の世界でもっとも狭い幅の土渕海峡(10m×2.5km)テレビドラマ(ラブレター)でよく出ていた天使の散歩道(エンジェルロード)小説「八日目の蝉」でちょこっと出て来る長崎のしし垣、などなど、また、私の出身地の三都地区は交通の便は良くありませんが夕陽、朝日もすばらしく一見の価値ありとお勧めします。
産業では観光以外に醬油、佃煮、素麵(日本3大産地のひとつ)、漁業、農業、今は本社は東京のほうですが、ゴマ油のかどや製油の工場が土庄港の近くにあります(発祥の地)。それ以外に小豆島は花いっぱいの島です。桜はもちろん、菜の花、シュンギク、みかん、すもも、青りんごなど、実の付くものや寒霞渓には小豆島固有の植物もあり見どころいっぱいです。
初夏の潮干狩り、夏の海水浴、四季を通じての釣りなど島ならではのレジャーも楽しめます。さらに関西地区の企業や大学は社員旅行、クラブ活動、ゼミ旅行、合宿でよく来ています。小豆島は離島ですが、道路は隅々まで舗装がされており道幅も広いので走りやすいんです。年配の方には島四国といって88ヶ所霊場があり四国では時間がかかるという方にはお勧めです。いろいろとめどもなく紹介しましたがまずは一度行って見てください。いいところですよ。