社会人になってから参加を始めたスポーツサークルで、年下の友人ができた。名前はK美ちゃん。彼女はとても人懐っこい性格で、私に会うと「先輩〜♪」と、話しかけてくれるとっても可愛い子だ。
ある日のこと「先輩!うちの部長って、すごい肝っ玉なんですよ〜!」と話しかけてきた。おっ?K美ちゃんの上司って物事に動じない人なのかな?と思いつつ話を聞いていくと・・・「部署の女性みんなにランチをおごってくれたんですよ。肝っ玉でしょう♪」と、笑顔のK美ちゃん。えっと、もしかしてそれは「太っ腹」って言いたかったのかな。
また別の日には「先輩!私、来月海外旅行するんです♪」と話しかけてきた。おっ?羨ましいなぁ。と思いつつ話を聞いていくと・・・「でも、そこは危険な地区もあってブレーカーに気をつけないといけないんです!」と、真剣な顔をしている。ブレーカー?電気?漏電とか?「ブレーカーに気をつけるの?」と、聞き直してみた。すると「そうです!ブレーカーです!昔、人身売買の事件があって!」と、力説するK美ちゃん。
えっと、もしかしてそれは「人身売買のブローカー」って言いたかったのかな。
さらにK美ちゃんは言う「海外で骨抜きしてきますね」と。へっ?骨抜きにされてしまうような国なの!?と一瞬思ったが、「息抜き」あるいは「骨休め」って言いたかったのかな。
彼女との会話には、ある意味オアシスを感じる私です。